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| 第101回 |
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飛鳥堂もアナログから次々とデジタル化してきた。漫画原稿もインクや紙は使わず「漫画作成ソフト」で描ける体制は整い、ネットワークを使って外部デザイナーやアシスタント、プロ作家とデータをやりとりしながら作品を作り上げて行くことが可能となった。
これならスクリーントーンも一発で決められるし、消しゴムも不用で、いくらでも描き直しもできる。いざとなれば吹き出し文字まで打ち込めるのだが、それは編集部と印刷所の仕事なので飛鳥堂ではやらない。
近々、工学社から発行される『THE LOST SOLDIERS』に使用される挿絵も、全てソフトで描いたデジタル画像である。見た目にはアナログと全く見分けがつかない。
更に、AVの方も一気にデジタル化した。
今まで5台あったアナログ式ビデオレコーダーは全面廃止し、代わって「HDD&DVDレコーダー」を2台買いそろえた。番組が1台で32も予約できるので、2台で64もの予約が可能となり、5台ものビデオレコーダーはお役御免となった。
カセットテープも大きく肉厚もあるので、倉庫が一杯になってしまった。これらをDVDにコピーすれば画像は基本的に劣化しないし場所も取らない。
編集をきっちりやれば、今まで厄介だった分類が一気にやりやすくなり、買った1台を編集&コピー作業用に回すことにした。その作業は、飛鳥堂の人間である筆者の弟が担当する。作業的には同時進行で新しい番組も録画されていくので、数年以上はかかるだろうが、これで倉庫の中に天井まで積み上げられている膨大な数のテープを廃棄することができるだろう。
あまり古いテープは、カビが生えたり、密着したり、変形したりしている物もあるだろうが、飛鳥堂は21世紀に対応して変革しなければならない。問題は、HDD内蔵プレーヤーの方式とメーカー選びである。
熟慮の末、方式はパナソニック・東芝方式にして、SONY・パイオニア方式はやめる事にした。SONYのブルーレーザーも確かに魅力的ではあるが、ハリウッドは次期世代のDVDとしてブルーレーザーを選択しなかった。ひょっとすると、再びSONYはB(ベーター)方式の時と全く同じ運命を辿ることになるかもしれない。
次の問題は、パナソニックか東芝かだったが、現時点では東芝の方がDVD-RAM、DVD-R、DVD-RWの全てに互換性があるが、パンソニックはDVD-RAM以外は受けつけない。
これでは圧倒的に東芝の方が有利だろう。様々な用途でDVDを使い分けることができるからだ。更に東芝の方が、筆者のような資料整理が必要な人間にとっては、非常に有難い機能がついている。
東芝の方が、文字編集しかできないパナソニックと違い、画像とタイトルの両面表示で編集ができるのだ。チャプター作業も圧倒的にやりやすい。
これなら数千巻貯まったVTRのテープも、一旦、ハードデスクに移行した後、チャプターを着けて後、予め用意した「動物物」「戦争物」「不思議物」「日本史物」「世界史物」「スポーツ物」「映画」「TVドラマ」等々と、分野別に個々単位でDVDにダビングできるのである。それも24倍速の高速ダビングが可能なので作業がしやすくなるだろう。
HDDにしても、3倍モード録画した2時間テープ約34本分(最大約208時間)の録画スペースがあり、160ギガバイトの大容量がある。いずれ更に大容量の東芝製品が登場するだろうが、今の飛鳥堂ではこれで十分過ぎる。
結局、飛鳥堂は東芝の「RD−XS41」を購入することにした。
仕事で必要なビデオカメラも、3CCD・DVD方式が登場するのを待っている。今年、パナソニックが小型ビデオカメラに3CCDを取り入れてきたし、日立などもテープではなく小型DVDに収録するビデオカメラを出しているので、後半年待てば筆者が望むタイプのビデオカメラが出てきそうだ。
プラズマTVだが、今はまだブラウン管式の大型TVが健在なので、こいつを使い切るまで買い替えするのは贅沢というものだ。番組はケーブルテレビなので、様々な専門チャンネルを楽しめている。
今回は、徐々にだが確実にデジタル化が進む飛鳥堂の風景を取上げて見た次第。■
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| (04/03/26) |
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