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第119回
 2006年3月、「月刊ムー」(学研)の企画で8日間のイスラエル取材を敢行した。
 パレスチナの過激派組織「ハマス」が選挙で大勝したことから、周囲では安全を危惧する声も多かったが、ハマスが国際的承認を得たい今だからこそ、逆に安全と判断した。
 編集とカメラマンの3人でイスラエル各地を取材したが、本当なら2週間は要したいところだった。が、3人とも仕事の合間を縫っての強行軍だっただけに、8日が限度だったし、不足は再度の取材で補えば済むことだ。次回の取材先は不明だが、エジプトかトルコになるかもしれない。

 イスラエルといえば、イエス・キリストに関わる場所が多く、実際、世界中からやって来た多くのキリスト教の巡礼者と遭遇した。
今回の取材目的は一つではなかったが、目的の一つがエルサレムを含む「世界最終戦争(ハルマゲドン)」の場を先見しておくことだった。その意味で、将来、ペルシア(イラン)を中核とするイスラム原理主義の大軍勢に、イスラムの裏切り者として侵略されるエジプトとトルコの取材は欠かせないことになる。
 エジプトはイスラム圏では少なくとも欧米型の民主主義国であり、過激なイスラム原理主義を掲げていない。トルコに至ってはEUに加わりたい国家戦略さえもっている。おそらく原理主義のイランにとれば、これら2国はアラーとムハンマドに反逆するイスラム最大の面汚しに見えているはずだ。

 今回のイスラエル取材で、自衛隊が派遣されているゴラン高原を見たし、極秘施設になっているイスラエルの核施設も遠目からではあるが確認した。
 また、イスラエルの最高ラビだったアビシャブとも会見でき、多くの有益な情報を得ることができた。これらは全て「月刊ムー」とNPAシリーズで順次公開することになるだろう。

 無神論者や無宗教者が何を言おうと、世界は確実に最終戦争へと向かって突進している。そのことだけは疑いようがなく、イスラエルはそれに向かって着々と準備をしている。
 いや、既に「第3神殿」に必要な神具は完成しており、イスラム教の聖地「岩(黄金)のドーム」が、メシアによって取り除かれるのを待つだけになっている。

 イスラエル最大の敵となるイランに手を貸すのは、ロシアと中国になる。そのことも、イランの核施設問題で今や明白となり、全人類は否応なくハルマゲドンに巻き込まれていくだろう。
 ブッシュ政権を背後で動かす連中は、一刻も早く大戦争を起こし、世界制覇を達成したいと考え、ビン・ラーディン側もイスラム教とキリスト教の最後の決着をつけようと画策する。
 この世界的なうねりに無縁の者は一人もなく、やがて人類は確実に羊と山羊とに分けられてしまう。これらは我々が生きている間に間違いなく起きる出来事であり、多くの人々は手遅れになるだろう。
 しかし、それでも心の柔和な人々は救いに至るだろう。
(06/03/21)
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