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 今の日本人の中で、キリスト教徒は全人口の3パーセントとぐらいとされている。この数は、先進諸国の中で“ダントツに少ない”。
 勿論、先進諸国は全て欧米のキリスト教国なので仕方がないが、この3パーセントという数は、キリシタンと呼ばれていた信長や秀吉の頃のクリスチャンの数より、少ないと考えられている。

 つまり日本は、キリスト教的に秀吉の頃と何ら進歩もしていないことになる。
 江戸時代、キリシタンは徹底的に弾圧され、明治時代は邪蘇(ヤソ)として血を飲む宗教と風評され、太平洋戦争当時は非国民のレッテルが貼られて徹底的に弾圧された。
 その意味で言うなら、日本は西欧世界に近い分だけ、史上最悪の“反キリスト教国”ということもできる。

 3パーセントというと、朝の東京の満員電車を例にすると、クリスチャンの数は一人いるかいないかだろう。なぜなら3パーセントといっても、毎週、教会で神を礼拝する信者はその中の十分の一いるかいないかだからだ。
 両親がクリスチャンでも息子や娘が真面目なクリスチャンとは限らない。3パーセントという数は、政府が厳密に調査したデータとは思えない。なぜなら私は一度も公共機関から尋ねられたことがないし、日本で宗教は腫れ物に触るようにタブー視されているからだ。つまりは概算に過ぎない。

 では日本人は全て仏教徒かというと答えは“NO!”。葬式の際、便宜上、寺を利用しているだけに過ぎない。これを葬式仏教という。
 では、初詣、お宮参り、七五三で神社に参るから、日本人は神道を崇拝しているかというとそうではない。確かに先の大東亜戦争(太平洋戦争)までは「国家神道」を国中で神道を崇拝し、天皇を神として信じていた。
 が、私的に言わせてもらうなら、熊本人と山口人の薩長が、天皇の名と陸海軍で日本を支配し、神道を悪用して国家カルトに発展させた結果である。
 これはオウム(アーレフ)と同じで、カルトはナチス同様、集団で徒党を組むと何を仕出かすかわからない。それが国家規模に膨れ上がった結果、アメリカに隙を突かれて完膚なきまでに叩きのめされたのだ。

 そして、神風も吹かなかった。日本の国家カルトはこうして崩壊し、その後、ほとんどの日本人は宗教に対するトラウマをもつに至り、宗教を麻薬とする中国共産党の言葉が耳に心地よく響くようになる。日教組は今もこの影響下にある。
 興味深いことに、日本人のあるパーセントの人々は多宗教者である。宗派を次々と渡り歩いたり、幾つもの違う宗教のメンバーだったりする。宗教法人ではない校正会等々の道徳団体との二刀流の人々もいる。

 それでも最も多くの日本人は、今もなお無宗教である。無神論者も多くいるし、宗教が何かも知らない人々が圧倒的多数を占めている。
 そういう日本で、私はクリスチャンとして仕事をしている。これは神を知らない人々の群れで仕事をしているということだ。だから私は、大上段ではないにせよ、少なくとも脇からキリスト教を支える働きで貢献したいと考えている。
 なぜなら、イスラム教の神も、仏教の神仏も、神道の神も、ユダヤ教の神も、ヒンズー教の神も全てイエス・キリストの象徴に過ぎないからである。その詳細を知りたい方は、学研の「ネオ・パラダイム飛鳥シリーズ」を拝読願いたい。
(05/10/16)
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