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第68回 |
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2004年に「SAPIO」(小学館)がスクープした「尖閣諸島」の中国側の地図について覚えている人はいるだろうか?
1960年に北京で発行された政府地図には、明確に台湾と尖閣諸島に境界線が引かれ、尖閣諸島を日本領として明記してあった。
共産国の地図は勝手に発行が許可されない為、中国共産党が尖閣諸島を日本固有の領土として常識的に認定していたことになる。
それに対する日本政府の姿勢は、中国を刺激することになる為、公開しない一点張りで終始する。当然、頭が悪い霞が関官僚(特に外務官僚)はその姿勢に終始し、中国が尖閣諸島に上陸しない安全神話に傾倒する。そのため日本の政治家が尖閣諸島に上陸することを一切許可せず、中国人ではなく日本人を追い出すことに多額の税金を使う愚行を犯しつづけている。
一方、台湾も1965年当時の地図に、尖閣諸島と台湾の間に湾曲する境界線が引かれ、その先にある台湾領にも尖閣諸島は入っていない。
国立国会図書館や神田神保町にある昔の外国地図を、霞が関官僚どもが閲覧禁止書か買占めを行い、ほとんど見ることができないように画策してしまった。全ては中国が怖いからという。
昔から、がり勉の青瓢箪は、頭でっかちで喧嘩も出来ないというのが相場だったが、案の定、温室育ちでエリートを自称する輩どもは喧嘩が苦手なようだ。馬鹿な国である。■
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(12/03/30) |
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