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第65回
 民主党の玄葉光一郎外相が、10月6日に韓国へ出向き、キム・ソンファン外交通商相と話し合い、7年間凍結されていた「日韓経済連携協定/EPA」を結ぶ交渉を行うが、これは韓国の罠である。
 日本の外務省韓国組が韓国政府と結託し、「韓国版デフォルト(債務不履行)」の尻拭いに、日本人の血金を大量に注ぎ込もうとしているからだ。
 今まで韓国は、日本経済を蹴落とし経済的主導権を握る中、若者たちはカードの自己破産を恐れない贅沢三昧にふけってきた。
 サムスンやヒュンダイも日本を世界から追い落としたが、国内に潤沢な資産を投入してこなかった。そこに起きたのがEU経済危機から起きた国際資金の逆流である。
 結果、ウォンは対ドル12パーセント安となり、世界主要21カ国通貨で対ドル値下がり率世界最高水準に達した。
 つまり一気に韓国はギリシア化し、韓国版デフォルトに突入する危険水域に突入したのである。韓国はIMFが強制介入する水域に限りなく近づいたのだ。
 そこで韓国は日本の外務省と結託し、日本をドイツに見立て、韓国を救わせようと画策しだのが今回の訪韓である。それも国賓扱いで大統領まで会うという待遇は、裏に一物隠していることを意味する。
 日本は1988年にも同じ手で韓国に騙された経験がある。
 当時、経済破綻した韓国は、IMFが強制介入する寸前だった。にも関わらず、当時の自民党が「日韓基本条約」を担ぎ出し、有償で2億ドル(当時の720億円)、 無償で3億ドル、民間で3億ドルも献上したが、これは全て韓国に踏み倒され、その反発で後の竹島占拠につながっていく。
 そればかりではない、「アジア通貨基金/AMF」まで自民党が韓国に差し出してしまった。後ろで手をまわしたのが外務省韓国組で、今も生き残っている。
 AMFは事実上日本の資金だったが、ドブに捨てさせられたのだ。詳細は、以下の「アスカジーラ本局」で公開している。
http://askazeera.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-b118.html。
(11/10/08)
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