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第57回
 誤解の無い用に言っておくが、基本的に韓国を含む朝鮮民族の謂れの無い日本批判に対して、歴史を捏造しているのは朝鮮民族であると言っておく。
 在日韓国人に関しては、半島とは区別する。
 戦後の三国人事件や問題は別の機会に譲るとして、今の在日は殆どが日本化しており、半島の過激な反応が殆ど消えうせている。
 実際、在日韓国人の多くは、今も半島から謂れの無い差別を受けている。半島では在日韓国人を「半チョッパリ(半日本人)」と呼び、侮蔑の対象にするのは今も変わっていない。
 戦後、日本人を敗戦の敗北感から救ったのは、プロレスの力道山であり、歌謡曲の美空ひばりであり、レアな連中には極真空手の大山倍達だった。
 既に知られているように、力道山は在日韓国人であり、大山倍達は北朝鮮系であることが判明している。
 しかし、韓国で常識化している「ひばりの父親在日説」は根拠が無く、勘違いしている人は日本にも多い。
 ひばりの父親の増吉は栃木県豊岡村の出身で、在日が住んでいない所である。『週刊文春』も半島の噂を確かめるため、徹底的に調査した結果、父親在日韓国人説を完全否定するに至る。
 とはいえ、力道山が街頭TVを通して、アメリカ人レスラーたちを空手チョップで次々と薙ぎ倒すシーンは、敗北感に打ちのめされていた当時の日本人に勇気を与えたことは間違いなく、その空手チョップを教えたのが大山という図式を見れば、在日を否定するだけの今の風潮はどうかと思える。
 前にも言ったが、日本人は恩人に対して唾を吐きかける性癖がある。ひどい場合は墓を倒して、足で踏みつけさえする。
 「恩返し」も、今では復讐を意味する「恩を仇で返す」言葉に変わりつつあるのも、その性癖が成せるワザかもしれない。
 梶原一騎の影響で不可解な大山伝説が横行したが、それでも間違いなく言えるのは、大山が日本の寸止め空手を世界標準から吹き飛ばしたのは事実である。空手ダンスで白人や黒人でも倒せるというのが、ガラパゴス化していた当時の空手界だった。
 結果的に、極真空手から「K1」が生まれ、ブラックベルトに代表される「マーシャルアーツ」に至ったのを見ると、在日の功績は世に界規模だったことになる。
 が、彼等がもし半島にいたら成功は見られなかっただろう。半島は捏造史が支配する劣等社会だからだ。
(10/12/30)
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