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第78回
 「和を以って尊し」とは聖徳太子の言葉だが、実際に聖徳太子が存在したかどうかはここで語る話しではないので控えるとして、今回は和を以っての話題からテーマを持っていきたい。

いつものように漢字が出てくると、漢字破字法で漢字分解してみよう。すると和を以っての謎が氷解するかもしれない。
既に気づいている人がいるかもしれないが、「和」は漢字分解すると「十・人・ノ・口」で「十人の口」となる。これは聖徳太子が「一度に十人の話を聞いた」ことの意味にされている!つまり和という漢字の意味が、太子の伝説となって伝わっているのである。

漢字分解は大昔から行われていた手段であり、コジツケとか偶然とかいう類の意見は間違いである。
そういう人は漢字が何たるかを全く分かっていない。元々漢字発祥の中にコジツケが多分に含まれている以上、コジツケが漢字の謎を解く最大の鍵だからだ。

たとえば一例として、人形の「形」だが、誰かが以前に言っていたように「鳥居・三」で「天界の三神」を象徴している。つまり記紀神話の「元初三神」を示している。これは「三位三体」の神々のこと。
実際「漢和辞典」を調べてみると、形の右横の「三」は「ケサガケ」と言って「美しく整った様」で最も安定した美を示す最上級の漢字なのだ。
そこで「形」の古字を見ると「井・三」で鳥居の姿は消え、やはり偶然のコジツケだったかのように見える。
ところが「井」には「井戸枠」のほかに「四方」の意味がある。これは『聖書』でいう「メルカバ」なのである。これを馬鹿に出来ない、「井」には「チチリ星」の姿を表したものとも記されているからだ。

では「チチリ星」がどんな星かを調べると、「井宿」と書いて「セイシュク」と読み、古代の星座の名前とされる。「井宿」とは二十八宿の一つで現在の双子座の第十二星を中心とする八星とある。
「チチリ星」はどういう形の星座で表すかというと、左右2列の直線上にそれぞれ四個の星が均等位置で並び、左右一対の星同士も線で結ばれている。これを象形化すると何と「梯子」になるのである!
つまり「天の梯子」で、やはり天を上ったり下ったりする「生命の樹」、つまりは「メルカバ」となる。
実際、「形」の本字は「干・干・三」で、「干」は「鉾」を意味すると共に、「二股鉾」の意味をなしている。それが「干・干」で二本柱の意味を持ち「原始鳥居/二本柱」を示す。

モーセが青銅の蛇を竿に掛けたとも記されるように、「竿」は「屮屮・干」で鉾に掛けられた草冠、つまりは磔刑上の茨の冠を被せられたイエス・キリストを示す。実際、「茨」の旧字は「屮屮・刑」と書いた!
このように漢字を追求すればするほど、そこにフラクタル的に神の本質[真理]が現われてくるようになっている。だから漢字は追求すべきなのである。

たとえば「円」という漢字は,当然「○」を示すが、日の丸を言うまでも無く「○=太陽」のことである。かくして円は太陽の国の通貨単位となった。円の元は「冂」で「境界」を示す。「境」は日本で神社の境を意味し、そこには「鳥居」が立っている。だからそこを「境内」と言う。
「円」をよく見てほしい。左右二本柱、横木二本、これは明かに鳥居の姿をしている。おまけにちゃんと「額束」まで付いている。これは全国の神社に「○」があることを意味している。つまり「茅の輪」という太陽を潜るのである。事実、茅の輪は鳥居に掛ける。
実際「原始鳥居」は二本柱の上に注連縄を張っただけで、正に「冂」と同じだ。よって神社には間違いなく「○」が存在するのだ。

太平洋戦争の敗北で日本がアメリカに占領された時、マッカーサーの司令部は日米の貨幣価値(レート)を調整する時、「1ドル=360円」に設定した。それは円が360度を意味したからである。この経緯は嘘ではない事実である。
このように、せっかく日本に生まれたのも何かの縁と思い、漢和辞典片手に漢字を色々調べてみる旅をするのも一興だろう。

ところで初めに言ったつづきになるが、聖徳太子が耳を傾けた十人とは「失われたイスラエル十支族」の各族長の言葉に耳を傾けたと私は考えている。
漢字追求の旅は、時に歴史の謎も解き明かせることも多く、結構知的ゲーム的にも楽しめるので、漢和辞典片手にぜひ旅立つことをお勧めしたい!
(01/06/22)
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