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 7月と8月の取材は、台風4号と5号の接近する中で決行された。
 不思議なことに、筆者、担当編集、カメラマンの3人が取材を慣行すると、毎回必ずといっていいほど特殊な天候に見舞われる。

 イスラエルの取材時もそうだった。テルアビブの国際空港に降り立って間もなく、現地に45年住んでいる日本人ガイドが驚くような天候異変に見舞われ、猛烈な嵐(砂嵐の一種)と共に雹が落下してきた。こんなことは今まで無かったとガイドが言っていたが、こうなった犯人はツアー客全員ということになった。

 奈良の取材も異常だった。ちょうど天理市に入った瞬間、レンタカーの中で会話が聞き取れないほどの猛烈な集中豪雨に見舞われ、天井が抜けるかと思うほどの豪雨は初めての経験だった。まるで滝なのだ。
 ワイパーを高速で回しても前が全く見えないほど物凄い超豪雨で、ホテルに戻った後、TVをつけると、天気予報コーナーで、天理市だけが真っ赤な棒(異常降雨)が天を突くばかりにのびていて、まさにピンポイント直撃だったことが分った。

 今回も3人で動くと何か起きるぞと言っていた矢先、四国へ台風4号が大接近・・・・・・その日、徳島で取材があったのだ。が、さらにその4号が関東に向かって接近してくるため、羽田では午前中の筆者たちが乗る飛行機以降が全て欠航・・・・・・。
 ギリギリで飛び立つ最後の四国行きの便だったが、よりによってそんな時に計器の故障が発覚し、発着が遅れるという。本当に最後までヒヤヒヤだったが、何とか飛び立つことができ、無事に阿波忌部に関する取材ができてほっとした。

 今度は大丈夫だろうと思っていたが、案の定、8月の対談日に台風5号が日本に接近、山梨県で行われるため戻れなくなるのではと最後までヒヤヒヤした。なぜなら翌日、筆者は歯医者で治療せねばならなかったからだ。

 我々は一人一人で別行動する場合は何事も起きないが、3人が一緒になると「雨 男たち」ならぬ「嵐を呼ぶ男たち」と化してしまう。それぞれが相手のせいにするが、どうやらこれだけ嵐を呼ぶと、それが楽しみに思えるようになってくる。むしろ嵐が来ないと楽しみがなくなる気がするので不思議である。
(07/08/09)
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