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| 第144回 |
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コンビニ版あすか漫画(学研)は、8月の盆休み以降から毎月1度発行されるが、最初は2冊同時発売になると決まった。
タイトルと内容はまだ未定だが、同種のコンビニ漫画と同じく、1冊400円になるだろう。全国のローソン店を中心に販売される。
一方、徳間書店の方も、今年の11月から「超知文庫シリーズ」が新たに発進することになった。
筆者にも編集長から打診がきたので、書き下ろしを含め過去の復刻版などが文庫として、書店やコンビニに並ぶことになる。
出版界だけではなく、テレビ界も超常現象や不思議分野のオンパレードである。
特にテレビ界は“と学会”などを全く相手にしなくなっている。
要は、オウム事件などの反発で一時のブームに乗ったオタクに、いつまでもチャンスは与えないという厳しい現実が突きつけられたのだ。
特に、他人がいなければ何も創り出せない集団ということで、テレビ界も愛想が尽きたというわけである。
どのテレビ関係者と話をしても、と学会に対しては、だいたい以下のような評価を下している。
「と学会は、他人へのイチャモンで食っていましたからね。今ではあんなのをどこも相手にしませんよ」
「一時は面白いので使いましたが、今では終わりましたね」
「彼らは創造集団ではありませんからね。結局は何も生み出せないんです」
「夢を潰すだけのオタクでは話になりません。今のテレビ界では邪魔なだけです」
大体はこのように集約されるが、出版界も同じようなもので、仮に作ってもブームが去った今では売れないだろう。
筆者が関わる日本テレビの番組プロデューサーなどは、昔、と学会側に立っていた「特命リサーチ」を制作していた張本人である。それだけで今のと学会を表すには十分だろう。
時代が変ったということだが、元の状態に戻ったという方が正確な言い回しかもしれない。筆者が前に分析しておいたように、彼らは一時の“あだ花”に過ぎないのだ。
結局、彼らのオタク発言は古い科学の枠を出ず、データも間違いだらけである。それら全てを指摘するような暇は筆者にないが、会長だった山本弘氏やメンバーの程度を知るには、以下に示す指摘一つだけでも、ある意味十分である。
「エルドリッジは外洋を通らずに、チェサピークとデラウェア間を結ぶ最短の“内陸の水路を通過”していたので、フィラデルフィアとノーフォークの間を非常に早く往復できたのだった。」(「トンデモ超常現象99の真相」199pより抜粋)
これがアメリカ海軍史上最もミステリーに満ちた「フィラデルフィア実験」におけると学会の科学的結論である。皆神竜太郎氏が書き、会長の山本氏が認定した箇所だ。
これだけを読むと、あのミステリーも「な〜んだぁ」となるが、資料の地図を見れば、この結論を科学的と認定した山本氏のいい加減さが判明する。
と学会は、駆逐艦エルドリッジが、フィラデルフィアからノーフォーク沖まで瞬間移動したのではなく、“内陸水路”からチェサピーク湾に入ったので早く移動できたに過ぎないと結論を下しているわけだが、これこそが“トンデモ“なのである!!
アメリカの大西洋側の地図を見れば一目瞭然だが、チェサピークとデラウェア間を結ぶ最短距離は、内陸水路を使わず、そのままデラウェア川を下り、デラウェア湾に出て南下するコースの方なのである。内陸水路ではない。
百歩譲ったとして、陸地を挟む右回りと左回りコースの違いだけで、チェサピークの南にノーフォーク沖がある以上、ノーフォーク沖までの距離はほとんど一緒で、内陸の狭い水路を使う分だけむしろ遅くなる。 (参考地図こちら)
最低でも同じ距離であるにもかかわらず、あの事件を似非検証したわけだから、と学会の程度が知れる。
低価格の宇宙旅行本で、NASAの公式記録を使用する筆者を嘘つきと断言した古関智也氏と同程度の集団ということだ。だから古関本程度を、山本氏が全面推薦したのである。いい加減な検証者だったということだ。■
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| (07/06/18) |
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