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| 第47回 『あの金で何が買えたか』 |
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『あの金で何が買えたか』(小学館)である。
昔、大ヒットした『日本国憲法』以来の小学館のヒットMOOKではなかっただろうか?
バブル・ファンタジーと副題にあるように、バブルで無駄に消えてしまった資金が、もし有益に使われていたらという前提で描かれた大人の絵本である。
莫大な金に踊り狂った日本という田舎者が、まるで世界制覇でもしたかのように調子に乗った後、一気に奈落の底に落ちていった痕跡を見る思いがする。
たとえば日本興行銀行へ無駄に投入された公的資金6000億円は、100万人規模の都市の完全バイアフリー建設に掛かる費用5000億円と、難民(2700万人)への経口補水塩の1年分、985億5千万円を出しても、おつりが来た計算になる。
(旧)富士銀行に投入された1兆円があれば、CNNを傘下に置くブロードキャスティングシステムを買収できたことになる。その額は9600億円だが、それでもおつりが来たのである。
日本の高級官僚たちは、こういう事実を知られることを最も嫌う。
この本は、ジャーナリズム不在の日本のマスメディアに対して、小さな風穴を開けた本である。■
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