参考画像 |
|
|
画像を拡大表示する |
|
飛鳥昭雄の漫画家人生
|
第34回 ロボットと少女 |
|
高校一年生の頃に描いたのが、「ロボットと少女」である。
漫画としての作品ではないが、当時は、色使いを暗中模索していた頃で、絵の具の使い方も何もわからずに塗っていた。
今思い出しても、どうして水彩絵の具の専門書を買わなかったのかが分らない。
そういう本があること自体を知らなかったように思う。
この頃、やたらと黒の背景で色を塗っていた。人物などを塗った後、周囲を黒く塗りつぶしていたのだが、その方が粗(アラ)が見えないからだ。
絵の具が全部乾いた後、製図用インクでペン入れをして押さえたが、実際のプロはこんなことはしない。
この頃の私のように、ケント紙へ色を塗るような真似もしないし、水彩用の画用紙を使う。その方が色にムラができないし、染み込みも早く綺麗に塗れるからだ。
記憶間違いかもしれないが、虫プロに作品を持っていった時、これも見せたような気がする。■ |
|
|