◆『はいからさんが通る』
回は、大和和紀の『はいからさんが通る』(講談社)である。
既にこの作品が掲載されて二十数年も経ったわけで、若い人なら、この作品を知らないかも知れない。
とにかくハチャメチャの少女漫画で、常識は殆ど通用しない。そもそも歴史的常識を無視している。
しかしである。だからこそ面白いのである。
若い頃は少女漫画を馬鹿にして来たが、最近は沢山の少女漫画を見ている。
特に時代設定が明治時代以前の方がいい。少年漫画より少女マンガの方が元気がいいのも気持いい。
とはいっても、まだ昔の少女漫画しか精神的に受けつけないのだが・・・・・・。■





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