今回は、大和和紀の『はいからさんが通る』(講談社)である。 既にこの作品が掲載されて二十数年も経ったわけで、若い人なら、この作品を知らないかも知れない。 とにかくハチャメチャの少女漫画で、常識は殆ど通用しない。そもそも歴史的常識を無視している。 しかしである。だからこそ面白いのである。 若い頃は少女漫画を馬鹿にして来たが、最近は沢山の少女漫画を見ている。 特に時代設定が明治時代以前の方がいい。少年漫画より少女マンガの方が元気がいいのも気持いい。 とはいっても、まだ昔の少女漫画しか精神的に受けつけないのだが・・・・・・。■ |
NO.2
|