◆『わしズム』
存知、小林よしのりが責任編集する「わしズム」(幻冬舎)という季刊誌である。
小林氏の新作漫画がふんだんにあって結構笑えるし、考えさせられた。
小林氏の考えについては賛否もあろうが、少なくとも彼は、自分の確固たる理念をもっている。
今の大方の日本人が失っているのが確固たる理念と強い精神なのである。
小林氏の考えが全て正しいとは思わないが、少なくとも彼は、玉を抜かれた宦官でないことだけは確かなのだ。
この中にある「捕鯨問題」については私も小林氏と全く同じ考えを持っている。
それは彼の意見になびいたり、単に賛成というような立場ではない。
私の意見と小林氏のそれが同じということなのだ。
それが「わしズム」の本質である!■





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