■東邦図書出版/昭和39年(1964年)8月30日発行/106ページ/130円/内容 トーテムポールの魔人 石川球太 ジャングルの陰謀の巻 カゴ直利/ その他読み物 ワニ狩少年バンツ、氷洞のマンモス等/B5


■『狼少年ケン』(東映動画)は、当時の「鉄腕アトム」「鉄人28号」「8マン」という三大ロボットアニメ時代に、異質な存在としてデビューしてきた!
軽快なドラムのリズムに乗った挿入歌は、当時の子供たちの心を瞬く間につかみ、ロボットアニメ以外の道を開拓する。
狼少年ケンはタラコ唇の色黒少年で、決してハンサムではなかったが、明るく快活な主人公は皆に愛された。月岡貞夫という天才アニメーターが、第2話まで一人で描いたという伝説が残っている。漫画は動物漫画家として知られた石川球太氏が担当しているが、『狼少年ケン』は彼が作った作品ではない。
わき役の「片目のジャック」や「魔法使いタマタン」等が大好きで、今でも懐かしく思い出される。アニメの動きは東映動画の『狼少年ケン』が一番だった!
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