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飛鳥昭雄の漫画家人生
第99回 驚異の超パワー 気
 1991年8月、「小学五年生/9月号」(小学館)で、あすかあきお&コミコミらなちゃんが共演した。
漫画のタイトルは「驚異の超パワー気」である。らなちゃんとは『ザ★超能力』のユリ・ゲラーの巻で既に共演していたので、7年ぶりの共演となるが、漫画では”桜さん”になっている。
このように、あすかファンも知らないような作品が結構あって、原稿もどこへ行ったか分からないものが結構多い。

 当時、西野塾の西野皓三氏が、“気”だけで相手を吹き飛ばすというので話題になり、小五探検隊として、西野塾を訪れるという設定だった。
西野流呼吸法は、「水戸黄門」の由美かおるも愛好し、スタイルの維持と美貌を保つために用いている。
 そういえば、由美かおるは西野バレー団所属のタレントでもあった。
2004年夏、京都撮影所で由美かおるを1メートルの至近距離で撮影させてもらった。
筆者に限らず、団塊の世代にとって由美かおるは、触れてはならない天使のような存在で、今も間違いなくアイドルなのである。彼女は1メートル半ほどの背丈しかなかったが、男性と違い女性はそのようには決して見えないから不思議である。

 呼吸法に関しては、スポーツをやるにも武道にも応用でき、実際、昔の剣豪は呼吸を重要視した。だから、呼吸法は決してトリックでもなんでもなく、意識を高めるのに最適の手段なのだ。
中国古来の「気功」も、人が本来持つ自然治癒の力を助ける術で、筆者も気功師の気を直接体に受けて驚いたことがある。
 錯覚でも思い込みでもなく、本当にエネルギーを体感できるから驚く。あの大槻教授でさえ、TVカメラの前で、気功師の気を受けて椅子から立ち上がれなくなった。
人が何十メートルも吹き飛ぶかどうかは別にしても、確かに気によって人が倒れることだけは確かなようだ。

 気功師によれば、人間だけでなく、獰猛な動物までも気で寝かせてしまう。
気は漫画には格好の材料だが、オウム事件以降、しばらくこのテーマは自粛を余儀なくされた。

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