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 11月は「籠神社てんこ盛り」の月となった。
 6日〜8日は船井ビジョンクリエイツ主催で、籠神社を中心とした「飛鳥昭雄ミステリーツアー」があり、大本教や船岡山にも足を伸ばし、皆を連れて元稲荷を見てきた。伏見稲荷の元でイエス・キリスト磔刑の罪名板「INRI」の位置である。

 21日〜23日は、プロテスタント系の「聖書と日本フォーラム」の主催の「京都天橋立大会」に参加した。そこで日ユ同祖論と籠神社について久保有政氏らと共に講演を行い、多くのプロテスタントの方々と親交を深めることができた。

 ツアーの方は、出口王仁三郎で知られる「大本教」の本部の一室を借りた特別講演を行い、大本教幹部の一人と、王仁三郎の予言と「日月神事」が符合すること等を確認した。

 籠神社では海部光彦宮司がツアー客を温かく迎えてくれたばかりか、20分の話が50分近い大出血サービスとなり、幾つか大事な秘密も明かしてもらった。ツアー客にはまさかの大サプライズになったはずだ。

 おまけで、大本教関連の古民家を使った映画撮影現場にも足を伸ばすことができた。幹部が案内してくれたためフリーパスとなったが、見学した映画のタイトルは「遺恨有り」で、ツアー客には思わぬサプライズとなった。

 その後、大江山の元伊勢内宮と元伊勢外宮にも参拝したが、この大江山も物部氏の勢力範囲だった。よって酒天童子は物部氏となり、鬼に金棒というように、大江山一帯は金属鉱床の山である。近年もニッケル鉱床が発見されている。

 かくして武士(もののふ)だった物部は、秦氏が変じた藤原氏によって封殺され、腑抜け(ふぬけ)となった。これは後にいう弱虫の意味ではない。
 「もののふ」から“ふを抜け”の示唆であり、ふの無い「物の」となり、集団を表す「部(べ)」が付いて「物の部」つまり「物部」となったのである。つまり鴨氏が物部系の宮司を監視する意味で禰宜を派遣した「鴨葱」と同じように、後に別の意味となってカモフラージュされている。

 一方、聖書と日本フォーラムの講演は今回で2度目で、前回はユダヤと前方後円墳について講演し、堺市の「仁徳天皇陵」にも足を伸ばした。今回は、それにつづく講演で、物部氏の正体について行った。籠神社を中心に話をし、未発表の内容も幾つか披露したため、大勢のプロテスタントの信者の方々は大喜びだった。帰る間際まで暖かく接していただけたので感謝したい。

 11月は、同じ週の25日〜26日に福岡でDVD撮りがあり、27日がトータルヘルスデザイン京都本社の講演会が予定されている。
 11月30日は、ある有名な経済人の仲介で、東京某所で、現・イスラエル大使と会う予定だが、他も10人以上の国会議員と会うことになる。

 今月は付録漫画の制作日と重なったが、何とか締め切りを守ることができた。2011年1月9日発売の「月刊ムー/2月号」の付録になるが、漫画のテーマは「続・ガイア」である。タイトルはまだ未定だが、いつもと同じショッキングな内容になるはずだ。

(10/11/24)
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