◆ 『バンダイキャラクタープラモ年代記』
「バンダイ」といえば、筆者から見れば、ほとんど玩具専門メーカーのイメージしかない。プラモデルといっても色プラばかりで、漫画やTVの版権物ばかりを作ってきた会社の印象だ。
 というか、「サンダーバード」の印象が強かったが、これは今井科学から版権を受け継いだ結果らしい。同様に「アタックボーイ」など、当時の有名なロボットプラモも今井科学のお下がりだ。
 その後、「ヨンパチ機甲師団シリーズ」、「ネービー・コレクション」等のスケールプラモの自社製品を作っていたようだが、その時期、筆者はプラモの世界から一時離れてしまっていた。
 筆者的にバンダイで最も印象に残っているのは、「Dr・スランプ/アラレちゃん」の「ペンギン村」で、パーツをつなげると全景が出来上がる。
 小さなフィギュアも一緒についてくるので楽しみで、今もそのまま全景と共に残っている。
 そんなこんだのバンダイ史が、懐かしい商品と一緒に読めるのが『バンダイ/キャラクタープラモ年代記』(学研)である。最近のプラモも含め、マニアにはたまらない内容になっている。
 
 
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