中々いいツボを付いてきた本が『お客に言えないウラ事情』(青春出版社)である。 寿司屋に「松・竹・梅」が、鰻屋には「特上・上・中・並」があるが、一体どこがどう違うのか? 寿司屋では「竹」が沢山出て、鰻屋では「並」が出ないのはなぜなのか? 寿司屋の出前、別盛と盛込みではどちらが得なのは? 寿司屋だけではない、忘れ物をしても連絡しない一流ホテルのマニュアルがあるというが本当なのか? ホテルに正規の値段で泊まると損をする仕組みがある。 モデルルームを広く見せるトリックがある。 スーパーの商品陳列のトリック。 古米が新米に変わる弁当屋の隠し技。 店に入ったら左を見るのが賢いテクニックのわけ。 クレジットカード審査の意外な落とし穴とは・・・・・ こういう内容が目白押しの本で、生活と密着するテーマだけに非常に参考になる一冊である。■
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