◆『これが僕の回答である。』 | |
今をときめく押井守監督の『これが僕の回答である。』(インフォバン)である。 1995年から2004年までの9年間のエッセイだが、「甲殻機動隊」以降の軌跡が描かれていて結構楽しめる。 ”僕は自分にとって、映画が常に魅力的であって欲しいと思っている。 自分の作った映画がいつも「最初の映画だ」という気分を味わいたい。 そのためには常に自分の中の映画を更新していく必要がある。” ・・・・とは押井監督の弁だが、だから「イノセンス」は「甲殻機動隊」の続編でありながら、続編とは思えない映像が盛り込まれているのだろう。 カンヌ映画祭ではそこが逆にCG一辺倒と見られ、選外に追いやられたのかもしれない・・・・■ |
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