◆『本とコンピュータ』
回は季刊誌『本とコンピュータ(本コン)』(トランスアート)である。
最初はコンピュータの専門雑誌と思っていたがとんでもない、これほど本臭い雑誌はないほどアナログ的なのだ。
人間臭い手作り感が全面に溢れている。
この本を何故紹介したかというと、この編集部は「東アジア共同出版プロジェクト」として動いているからだ。
韓国、中国、台湾、日本を中心に、東アジアに絹の道ならぬ「本の道」を作ろうと動き、実際、各国で一斉に主旨に賛同した本が出版されはじめたから驚く。
編集部は、この雑誌の中で、出版界の風雲児的クリエイターだった「大伴昌司」をグラビアをふんだんに取り入れながら紹介している。
大伴昌司無くして、黄金期の少年漫画誌を語ることも、ウルトラ怪獣を語ることもできないだろう。■







NO.71





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