『ご存知「別冊太陽シリーズ」である。 今回は『ヒーロー・ヒロインの映画史』(平凡社)だ!! この本は戦後の焼け野原の時代から始まり、エヴァンゲリオンまでが紹介されている。 ところで、なぜ私が他所の本まで自分のサイトで紹介するかというと、日本の出版文化を大切にしたいからだ。 私の経験から、本をあまり大事にしない人は、どうも人間的な深みも浅いように思える。通り一遍のことはやるが、決してそれ以上では無いのである。 理由は分らない。が、おそらく、全ての面で深みをそれほど追求したくないからかもしれない。 住宅環境が貧困劣悪な時代の方が、人々は本を捨てないで大事に残しておいた。が、今の人は、本を残すには生活空間が足らないという・・・・どうも分らない。 本を残さない人は、自分の過去も残そうとしない人が多いのではないだろうか。 日記や写真、賞状などにも無頓着で、省みない人が多いように思える。■ |
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