少年特急1号表紙
■少年特急1号/魔術魔王の巻/松原ひろし著/2色刷 一色刷/講談社/150円/昭和36年(1961年)9月20日第1刷発行/127ページ/A5

■「少年特急1号」は、1冊40円の頃の『週刊少年マガジン』(講談社)に連載された漫画です。少年忍者隊が宇宙人や怪獣と戦う漫画ですが、数十メートルの高さの壁から落下しても忍者だから死なない・・・・柔道を学んでいたから敵に勝てる・・・等々、今思えば単純素朴な時代だったなという気がします。
当時、私は小学5年生でしたが、ちばてつや氏の「ちかいの魔球」が読みたい一心で、毎週木曜日になると学校帰りに『週刊少年マガジン』を買ったものでした。
弟は(故)手塚治虫氏の「白いパイロット」を読みたくて『週刊少年サンデー』(小学館)を買っていましたから、ちょうど見せ合うことができました。
ところが、『週刊少年キング』(少年画報社)が登場してきた為、私は『週刊少年マガジン』から『週刊少年キング』に乗り換えました。
その理由は、辻なおき氏の「0戦はやと」を読みたかったからで、1冊40円とはいえ毎週2冊の支出は大きかったのです。
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