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『墓場鬼太郎読本』(角川書店)を紹介したい。
鬼太郎というと、妖怪漫画家・水木しげる翁のあまりにも有名な作品だが、ここで扱う鬼太郎は「ゲゲゲ」ではなく「墓場」である。
墓場鬼太郎は、終戦直後の貸本漫画時代に描かれた鬼太郎で、よい子のためのゲゲゲと違う、大人用の鬼太郎漫画という方がいい。
要するに気味が悪いのだ。が、そのイメージを忠実に出そうと、東映が新たに立ち上げたのが「墓場鬼太郎」のアニメで、子供が見ると怖いため深夜枠で放送されていた。
その関係者のコメントや、鬼太郎オタクたちが集まってワラワラ作ったのがこれで、角川書店がMOOK化した。
ゲゲゲに飽きた御仁は、これを読み解くべし・・・・・・
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