◆『広告キャラクター大博物館』
回は『広告キャラクター大博物館』(日本文芸社)である!
現代のように宣伝媒体が巨大で次々とキャラクターが登場する時代ではなかったので、その分、印象に残るキャラが沢山あった。
大体、1年も同じキャラ宣伝がTVで流れていたり、内容は変わっても同じキャラが何十年も使われていたキャラの集大成である。
グリコのマラソン姿が時代と共に移り変わっていたり、花王石鹸のお月様の変化などが特に面白い。
意外なのは、ケンタッキーフライドチキンの「カーネル・サンダース人形」が日本用だけに特注された物で、本場のアメリカには一つも無かったというから驚く。今ではアイデアの逆輸入でアメリカ中に置かれている。
この本ではそういう日本の宣伝文化の移り変わりを見ることができる。■





NO.17